• book014

ゴルフの本

¥3,500(税別)

35ページ
サイズ:縦21.1cm×横17.5cm

ニコラス・グリーンジャケット 作
あき よしこ 訳
ステファン・マックケルヴァイ 画

ユーモアとウィットに富んだストーリー展開。
ゴルフを愛する大人たちに贈る痛快な絵本です。

Story ストーリー

絵本のストーリーと、オリジナルに変更可能な箇所をご確認ください。
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ブルーのライン部分は、オリジナルメッセージとして変更できます。
(ピンクとブルーのライン部分以外は、変更できません。)
(ピンクとブルーのラインは、実際の絵本では印刷されません。)
(変更可能な箇所でも、字数などの制限がございます。)

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とーさん
ゴルフ・プレー

あなたに贈るお話しの本

ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
ステファン・マックケルヴァイ画

(余白部分にメッセージを書くと、更に思い出深いものになります。)
これは、比類なきゴルファー
久保田敬のために
特別に書かれた本です。

2016年5月15日

ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
生まれた競技であることは、よく知られています。
ささやかに始まったこの競技は、その後
世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。
ボビー・ジョーンズのような
伝説的なスタープレーヤーも生まれました。
そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、
海外のメジャー大会を目指すプロが
増えています。
ゴルフは世界中で、さまざまな形で
プレーされているのです。
とーさん流ゴルフも
そのうちのひとつです。
とーさんは、
竹林さんや、康高さんや、須藤さんたちと
お気に入りのリバーサカワゴルフクラブ
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ みんな死の危機に
さらされてしまうのです!
他人のうわさとは裏腹に、
とーさんはケチるということがありません。
子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところがあるかもしれませんが……
ゴルフのこととなると話は違います。
とーさんは以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールはけっして水には浮かないことなども、
とーさんは何年もかけて、体得したのです。
とーさんの生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけではありません。
彼は何を優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるかを心得ています。
かつてとーさん
嵐の中で全コースを回ったという事実はありません。
彼が17ホール回ったところで、
ゴルフ場がクローズになってしまっただけなのです。
ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを
夢見ています。
ティーグラウンドから
フェアウェイの真ん中に飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ……
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
とーさん51を打つのはたやすいことです。
問題は、最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです。
ゴルフの名手といわれる人は、いかなる場合にも、
各種のショットで対応できます。
例えば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、
ランニング・アプローチ、というように。
とーさんも多彩なショット……例えば
チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフックなどを
繰り出します。
彼の持つ最高のショットは、
竹林さんや、康高さんや、須藤さん 命名の
”まぼろしの一撃” です。
以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが
導入されました。
これはゴルフの腕前に差がある人同士でも
一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
とーさんにとって、
このシステムは大きな欠点があります。
彼は数える価値のある10ラウンドを
回ったことがないのです!?
とーさんがゴルフをする理由のひとつは、
運動のためです。
ほかの運動はどれもとーさんには不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かず、
テニスをやれあネットにボールの行く手を阻まれ、
さっさと切り上げたのは、よかったのですが、
彼はホトホト疲れてしまいました。
とーさんのようにほどよく鍛えられた肉体の持ち主には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。
ゴルフのラウンドを回りおえると、
いつもとーさんは、
竹林さんや、康高さんや、須藤さん
『19番ホール』に現れます。
そこでその日のショットについて話し合ったり、
次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
とーさんは仲間と
一杯ひっかけます。
それから、いかに今日はついていなかったか、
あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。
ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
とーさんはときに
素晴らしいショットを繰り出します。
以前、ディープ・バンカーから打ったショットが
奇蹟的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!?
とーさんは友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から解放されるチャンスでもあります。
とーさん
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されてゆくんだ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが解消されるのです。
とーさんはいつか
自分のゴルフの本を書くことを夢見ています。

『3歩前進2歩後退
  - とーさんのゴルフ人生辛抱だ』

『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係
  - とーさん著』

とーさん
  19番ホールの楽しみ方』

とーさんは何年間も
自分のゴルフに挫折感を味わってきたにも関わらず、
いまだにゴルフを続けている、
その根性は見上げたものです。
彼は我を忘れて
1日中、原野や森林を走り回るのです。
だからこそ
賭けに負けたときの支払いが
きれいなことはさておき、
とーさんはかけがえのないゴルフ仲間なのです。
ゴルフは、久保田敬にとって
まさにチャレンジなのです。
竹林さんや、康高さんや、須藤さん
とーさん
どうしてゴルフをするのか問いかけます。
その答は明白です。
ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間。
アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどうりに
カップに吸い込まれていく瞬間……
とーさんにとって
そんなありふれた出来事はともかく、
ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような
奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。
久保田敬

自分流ゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからといって、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボウリングと同じように考えたら
いいと思います。
スコアが高いほどいいんだってくらいに……

2016年5月15日

紀子 より

無類のゴルフ好きのとーさんに
月例会優勝を記念して送ります

紀子 より
2016年5月15日

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